【JapanDrone2022】DPMSsがドローン機体トラブルを未然に回避する『予知保全』技術を提案 2022.6.13
DPMSsの展示は「分かりやすい」と来場者が膝を打っていたとも。
ドローンの飛行トラブル対策に「予知保全」技術の活用を提唱するDPMSsが6月21日に千葉・幕張で開幕するドローンの展示会JapanDrone2022に初めてブースを構える。DPMSsは飛行中の機体や周辺の状況を監視し、不具合を発生前に可視化する技術を開発している。現在は飛行中の機体に粘り付く空気の乱れを対象に技術開発を進めていて、JapanDroneではその技術を展示し、ユーザーなど関係者との触れ合いを通じ、市場性、有効性などを確認する。
企業理念:「予知保全社会をつくりたい」
DPMSsが取り組む「予知保全」は、機器の状態を監視して故障や不具合を発生前に予測して事前に手当をする仕組みをさす。生産現場では、不具合が生じた場合に修理をする「事後保全」、定期的に点検、補修をする「予防保全」などが主流だが、大型の生産設備を持つ素材産業や発電設備を持つエネルギー産業など機器の不具合が重大な影響をもたらす産業で予知保全が用いられ始め、トラブルの削減や修繕時間の短縮、コスト削減などで成果をあげている例がある。DPMSsはこの仕組みや技術をドローンに適用することで、利活用推進と社会受容性を高めることに貢献すると考え、技術開発に取り組んでいる。社名のDPMSsはDrone Predictive Maintenance,Syistem and Serviceの頭文字で、これまでに、インダストリー4.0を始め全世界で止まらない工場とも言われてきた予知保全「Predictive Maintenance」技術が2016年頃より主役とされてきた中で、製造業の3大工程要素と言われる「切る、貼る、削る」での各種設備の予知保全はスマートファクトリでは必須の技術である。この度は、陸地に設置した設備ではなく、ドローン運用が本格的に普及する中での普及への一番の問題がドローンを安心安全に使いこなせるための「ドローンの予知保全社会」を目指し、この度のJapanDrone2022に展示しました。

着眼しているのが飛行中の機体をとりまく空気の状況
現在、着眼しているのが飛行中の機体をとりまく空気の状況だ。飛行中の機体をとりまく空気の流れを監視し、飛行に悪影響を及ぼすような特徴点を抽出し、危険域に達するかどうかを見極める。(カメラ動画をリアルタイムにAIで処理し説明できるAI(XAI)などで機体のふらつき状況、風況など気象条件とは別に、機体表面での空気の状況、雨滴センサーも必要に応じて搭載できリアルタイムで分析し、トラブルを未然に防ぐ手法(特許登録済み)をDPMSsは現在、機体を選ばずに外付けできる技術を開発中です。
予知保全「Predictive Maintenance」技術は、製造業ではなくてはならない技術
「DPMSsは、以前より携わっていた別の業務で予知保全が盛んに適用されており、ドローンのマーケットにも適していると考える。外乱の影響など、分かっていないことを可視化することが大事ではないかと考える。ドローンに限ったことではないですが、こうした取り組みを通じて予知保全社会をつくりたい。(松岡康男CTO)
マレーシアを中心に東南アジアでドローンを運用
マレーシアを中心に東南アジアでドローンを運用しているエアロダインの日本法人、エアロダインジャパンの伊藤英代表取締役も「ドローンが多く飛ぶ社会になればなるほどリスクへの対応は重要になります。この技術は多く飛ばしている企業ほど関心を寄せると思いますし、日本での注目度もこれから高まると考えられます」と期待を寄せて頂いている。今回のドローン展では、「多くの関係者、とくにユーザーの声に触れる機会が多い。